こどもと一緒に育てて、学んで、食べられる!キッチン菜園にチャレンジ♪
2015/08/10

こどもと一緒に育てて、学んで、食べられる!キッチン菜園にチャレンジ♪

キッチン菜園はその名の通り、キッチンで野菜を育てるというもの。土を使わず水だけで育てるので、誰でも気軽に野菜作りを楽しめます。なかでも、家にある残り野菜を使った栽培は、今すぐ始められる手軽さが魅力ですよ♪

「残った豆苗を水にさすとまた生えてくる」ことは知っていましたが、にんじんや長ネギ、さらにはキャベツまで(!)同じように栽培できるとのこと。

そこで、今回はママライター3人とそのこどもたちで残り野菜を使ったキッチン菜園に挑戦してみました!

どの野菜も栽培法はほぼ同じ!「根元を切って水に浸すだけ」

栽培した野菜は豆苗を始め、にんじん、キャベツ、長ネギの計4種類。長ねぎは根元を4〜5cmほど切って水にさします。にんじんは根元を1.5cmほど切り、キャベツは芯のみ三角形に切り、豆苗は刈り取った後の根を容器に入れ、それぞれ水に浸しました。

栽培で一番気を使ったのが水やり。水が多いと根腐れを起こすので、根元がつかる程度にしなければなりません。ただ、それだとにんじんやキャベツなどはすぐに水を吸ってしまうので、水を追加することもしばしば。でも、キッチンは水道が近く、さっと水をあげられるので、その点でも便利でしたよ!

野菜によって簡単に育つものもあれば、栽培が難しいものも

さて、7月の半ばから始めた栽培も2週間が経ちました。それぞれの野菜は、果たしてどうなったのでしょうか?? 注目の結果発表です〜!

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・長ネギ(難易度★★★☆☆)

育てたライターによると「栽培してまもなく切断面が茶色くなってしまい、ダメかなと思っていたら、そのうち青い部分が伸び始めてきた」とのこと。ただ、もう一人が育てた長ネギは根腐れを起こして途中棄権。なので、育ちやすいのかどうかはナゾです。

・にんじん(難易度★★★☆☆)

2人のにんじんは4〜5cmの葉をつけるまでに成長。それにひきかえ、私のにんじんはまったく変化がないまま。焦った私は「水をたっぷたぷにあげる」という暴挙に出て、案の定、根腐れを起こしてしまいました...反省。

・キャベツ(難易度★★★★★)

1週間を過ぎたあたりで小さい葉が出始めました。芯の上部に唐突に生えている姿がちょっとユニーク。今後どうなるのか興味深いので、栽培を続けてみようと思います。

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・豆苗(難易度★☆☆☆☆)

豆苗はパッケージにも「もう1回収穫できます」と書いてあるほど。期待通りぐんぐん育ちました。「1回目は無事収穫し、2回目に挑戦していますが、ひょろっとした芽が数本出ている程度」とのことなので、収穫は1回が限界なのでしょうか...。

野菜が育つ様子を見せることは、こどもにもいい食育に!

どの野菜もすくすく育っていくと思っていただけに、スローペースな野菜たちには少し拍子抜けでしたが、残り野菜を育てるという珍しいミッションにこどもは毎日興味津々でした。

1歳の男の子がいるライターからは「にんじんの葉を指でツンツンしようとしたので『優しく触ってあげて』と言ったら、手を広げて『いいこいいこ』してあげていて、ちょっと感動しました」というほっこりエピソードも♡

収穫してもりもり食べるまではいきませんでしたが、お味噌汁の彩りにはなりました♪ 何より普段なかなか見ることのないにんじんの葉や、生命力あふれる豆苗の様子などを見せることができ、いい食育になったのではないかと思います。

今回栽培に挑戦した野菜のほかにも、万能ねぎや大根、かぶ、ハーブなども育てられるとのこと。とくに万能ねぎは比較的カンタンで1週間程度で収穫できるそうです。

ぜひみなさんも家にある野菜でお子さんとキッチン菜園を楽しんでみてください。

ただし、根腐れにはご注意を〜!

執筆者プロフィール

窪和子

窪和子

小学生の娘をもつエディター&ライター。育児では寝かしつけが得意。必殺技は"和子窪のつまらない話"。政治や家計の話など、あえてこどもには興味のない話をして眠りに導く。こどもがなかなか寝てくれないとお悩みの方、ぜひお試しを!

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