食育
普段、何気なく組み合わせている食材ですが、組み合わせによってはせっかくの栄養を壊してしまったりすることも...。そこで、日頃やってしまいがちだけど、意外と知られていない悪い食べ合わせをご紹介します!
【NG1】チーズ+枝豆
こちらの組み合わせ、お酒のおつまみとして一緒に食卓に上ることも多いですよね。でも...
枝豆のフィチン酸がチーズのカルシウムの吸収を妨げてしまいます。
(引用元:※1)
とのこと。うちでは枝豆とチーズの卵焼きはこどものお弁当の定番でしたが、避けたほうが良さそうですね。
【NG2】きゅうり+ほうれん草
普段の食卓に同時に並ぶことが良くありますが...。
ほうれん草やピーマン、みかんといったビタミンCを多く含む野菜にきゅうりを合わせると、きゅうりに含まれるアスコルビナーゼという"酵素"が食べ合わせた野菜のビタミンCを破壊してしまいます。
(引用元:※1)
でも、これには解決策があるらしいのです!
アスコルビナーゼを含む野菜には、きゅうりのほかにもにんじん、かぼちゃがあります。これらの食品を生で食べるときは、すぐに酢をかけることで、アスコルビナーゼの弊害を防ぐことができます。
(引用元:※1)
なるほど〜。きゅうりは酢の物等にアレンジすると、問題なさそうですね!
【NG3】卵+インスタント食品
インスタントラーメンに卵を入れるのは定番中の定番ですが...。
インスタント食品と食べ合わせると、インスタント食品の多くに含まれるフィチンにより、たんぱく質の吸収が妨げられる恐れがあります。
(引用元:※2)
ガーン! 鶏卵は栄養価が高く、とくにたんぱく質は9種類の必須アミノ酸をすべて含んでいるのですが、それらが妨げられてしまう恐れがあるなんて!!
【NG4】たらこ+ソーセージ
たらこのおにぎりにソーセージ、お弁当にありがちな組み合わせですが...。
タラコにはジルチルアミンやメチルグアニンといった成分が多く含まれています。この成分が、ソーセージに含まれている発色剤の亜硝酸ナトリウムと反応すると、ジメチルニトロソアミンやメチルニトロソユリアという物質が生じます」
(引用元:※3)
ジメチルニトロソアミンやメチルニトロソユリアは、強烈な発ガン物質らしく、
特にジメチルニトロソアミンは、肝臓ガンを発生させることが確認されています。(引用元:※3)
とのこと。さっそく、うちにあるソーセージの成分を見たところ...ありました、亜硝酸ナトリウム! これがたらこと組み合わさると発ガン物質になるとは、う〜ん、コワイ。
私は今回取り上げた悪い食べ合わせをすべてやっていましたが、みなさんはいかがでしたか? 今まで食べ合わせなんて気にも留めなかったのですが、これからは、こどもの健康のためにもちょっと気にしてみようと思います!
引用元
※1:青春出版社刊『体を悪くするメニューよくするメニュー』(白鳥早奈英著)より
※2:ブックマン社刊『食べ合わせ新百科』(白鳥早奈英著)より
※3:清流出版刊『毒かクスリか? 気になる食べ合わせ』(白鳥早奈英著)より
photo:中川正子
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