【夜泣き対策】助産師さんがオススメ!夜泣きを減らせる5つの工夫
2015/08/13

【夜泣き対策】助産師さんがオススメ!夜泣きを減らせる5つの工夫

夜中に赤ちゃんが泣いて起きてしまう「夜泣き」。何度も起きなければいけないママは睡眠不足になりがち...。わが息子も1歳8カ月の今でこそぐっすり寝てくれるようになりましたが、1歳頃までは「どうすればまとまって眠ってくれるの?」と悩んだものでした。抱っこしてみたり、トントンしてみたり、授乳してみたり...。格闘の日々でした。

そこで、今回はフリー助産師の浅井貴子さんに、夜泣きの予防策を教えていただきました!

赤ちゃんが深く眠りやすい環境を作ってあげよう

浅井さんによると「夜泣きを予防するには、できるだけ穏やかに深く眠れるように工夫してあげることが大切です。起きている時間の過ごし方で、夜泣きを減らせる可能性がありますよ」とのこと。浅井さんオススメの予防方法は...

1.日中にたっぷり動いて疲れさせる

疲れていると睡眠が深くなるので、日中はたっぷり運動を。運動不足の日は、ぬるめのお風呂の湯船にゆっくり浸かるだけでも効果が期待できますよ。寝る前のベビーマッサージなどもオススメです。しばらくやっていなかったなあ~というママもトライしてみてください。背中や腕、足だけでも効果があります。

2.就寝前は間接照明に

部屋の明かりも赤ちゃんにとっては強い刺激になります。できるだけ20時以降は間接照明に。テレビはもちろん、パソコンやスマートフォンのブルーライトも極力避けましょう。

3.眠るときの香りを決める

毎晩、就寝時間になったら、決まったアロマオイルをママのパジャマにつけるか、ディフューザーで焚いて、「これは眠るときの香り」と赤ちゃんにインプット。もし夜泣きで起きたときも、同じ香りをかぐと眠りやすくなります。アロマは赤ちゃんでもOKのタイプを選んで。クラリセージ、ラベンダー、ベルガモットなどがよいでしょう。

4.音楽や歌で落ち着かせる

香りと同じく、眠るときの音楽や子守歌を決めておきましょう。もし夜泣きをしたら、聴かせてあげると、再眠がスムーズに。妊娠中に聞いていた音楽でもよいでしょう。ただし音量はごくごく小さめに。

5.おっぱいをやめていい時期なら断乳を

夜中の授乳が必要ないはずなのにおっぱいを吸いたがって泣くようなら、断乳するのもひとつの方法。離乳食から栄養がとれていて、ママが「もうおっぱいは卒業させてもいい」と思っていたら検討してみて。

夜泣きがつらくなったら、プロに相談してみて!

「夜泣きは成長の過程で、ほとんどの親子が通る道です。ママが悪いわけではないので、決して自分を責めないでください。また、夜泣きは激しさも収まる時期も個人差が大きいもの。つらくなったときは、周囲の人だけでなく、お住いの地域の保健センターにSOSを出してくださいね。私たち助産師や保健師さんが相談に乗りますよ」と浅井さん。たくさんのママと赤ちゃんを見てきた助産師さんに、相談できたら心強いですよね! 

毎晩続く夜泣きで、心身ともに疲れてしまう前に、予防策を講じてみたり、プロに相談してみたりしながら、「いずれ終わる!」と思って、乗り越えていきましょう♪

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監修:浅井貴子[あさいたかこ]

フリー助産師・マタニティーアロマセラピスト。調布市在住。近隣の自治体の母親学級、育児相談、新生児訪問などを行う傍ら、「プレママ★アロマ教室」「ベビーマッサージ教室 カモマイル」を主宰。著書に『妊娠・出産・育児のための安心アロマ&ハーブ』(池田書店)など。

執筆者プロフィール

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Hana

エディター&ライター。(株)ケイ・ライターズクラブ在籍。趣味はスポーツ観戦で、夫と1歳の息子とのサッカー観戦が週末の楽しみ。息子は贔屓のサッカークラブの応援や、相撲の土俵入りを真似するのがブームで、スポーツの見せすぎかと悩み中。

【夜泣き対策】助産師さんがオススメ!夜泣きを減らせる5つの工夫

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