1日3回でOK♪時間がなくてもできる、育児中のつら〜い腰痛に効く整体スクワット
2015/08/24

1日3回でOK♪時間がなくてもできる、育児中のつら〜い腰痛に効く整体スクワット

こどもが産まれてからというのも、毎日続く「抱っこ」で腰痛に悩んでいる方も多いのでは? 

もともと腰痛持ちの私の場合、腰を酷使し続けて、腰痛が悪化している気が...。こどもの「抱っこ〜♡」に応えてあげたいのは山々ですが、このままだと腰がいつまで持つのか正直心配なところです。

そこで、腰にやさしい抱っこの方法と腰の痛みを和らげるストレッチを、井本整体認定指導者の松下るなさんに教えてもらいました。

「小脇を締めて腰で支える」抱っこで、腰をカバー

0歳児のときは、一日の多くの時間を抱っこで過ごすママが多いですよね。松下さんによると、「最近のママは、抱っこする時にお腹と腕で支えてしまうため、体型を崩してしまう姿勢になっている人が多いですね。そのため、骨盤が広がって垂れ尻になり、腰も痛めてしまうのです」とのこと。では、どのようにして抱っこするのが良いのでしょうか? 「まず抱き上げる時は、腕の力で引き上げるのではなく、自分の身体をこどもに寄せて、身体を密着させてからしっかりと腰を落として抱え上げましょう。また抱っこをしている時は、小脇を締めて抱え、腰で支える抱っこを心がけて。腰を上手に使えば、腕も疲れにくいですよ」と松下さん。

また抱っこ紐を使う場合は、前抱っこよりもおんぶの方が腰には優しいのだとか。重い荷物を持つときはリュックが楽なように、こどもも背負った方が腰への負担が少ないそう。おんぶの方が家事などの作業もしやすいですよね!

「整体スクワット」で腰痛解消&老人体型を予防!

変な姿勢で抱っこをしていると、腰痛が悪化するばかりか背中の丸まった猫背の体型、つまり老人体型になってしまう危険性もあるとか! そこで、姿勢を良くし、正しい腰のアーチ(背骨のS字カーブの下の部分)を作る「整体スクワット」を教えてもらいました。このスクワットで腰を強化すれば、腰痛が改善されるそうです♪


整体スクワットのやり方

整体スクワット

1.足を肩幅に開き、つま先を少し外側に向けて立つ。


整体スクワット

2.かかとが浮かないようにしながらお尻を落とし、背中をぎゅーっと丸める。
 かかとが浮いてしまっても、しっかりお尻を落として。


整体スクワット

3.お尻を後ろに突き出すようにして、できるだけゆっくり立ち上がる。
 体勢がきついときは、膝に手を置いてもOK。


整体スクワット

4.腰のアーチを意識して、腰を反らせながら上体を起こしていく。
 肩や首に力を入れないように注意して。


整体スクワット

5.腰に集まった力が抜けないように意識しながら、上体の重みを腰の上に乗せるイメージで立つ。


「1.〜5.の動作を約15秒かけて行ってみて。つらい箇所をスルーしないで時間をかけて起き上がるようにすると深部まで効きますよ。この動作を1日に連続で3〜4回、うまくできるようになれば1日1回でも腰痛が改善されていきます」と松下さん。

スクワットを教えてもらいながら2〜3回実践してみましたが、腰から背中にかけてすっと伸び、視界が開け、呼吸が深くなって腰の痛みが和らぎましたよ〜♪ 


1日3回くらいなら、時間のないママでも続けられそうですよね! ぜひトライしてみてくださいね。

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監修:松下るな[まつした るな]

井本整体認定指導者。体操指導者講師。代表を務める女性専門の整体院「人体力学井本整体世田谷室」で多くの産前産後の女性の整体を受け持つ。また、井本整体東京本部道場にて、ワークショップ講師や個人コンサルティングも担当。

執筆者プロフィール

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Hana

エディター&ライター。(株)ケイ・ライターズクラブ在籍。趣味はスポーツ観戦で、夫と1歳の息子とのサッカー観戦が週末の楽しみ。息子は贔屓のサッカークラブの応援や、相撲の土俵入りを真似するのがブームで、スポーツの見せすぎかと悩み中。

1日3回でOK♪時間がなくてもできる、育児中のつら〜い腰痛に効く整体スクワット

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