ママタイム
わが子が生まれるタイミングで勢いよく一眼レフを買った私ですが、普段の撮影手段は圧倒的に「スマホ」。何気ない日常のワンシーンでも、撮っておきたい瞬間を気軽に撮れるのが魅力ですよね。
でも、「撮ろうとしてもすぐに動いちゃう」「ポーズが毎回同じ...」などなど、意外と難しいのが「こどもの写真」。今回はそんなママたちのお悩みを解決してもらおうと、『hahacoco』の写真を撮影してくださっている、1児のママでもある、写真家の中川正子さんに、スマホでの上手な写真の撮り方やおすすめのアプリを聞いてきました!
いつもの写真を「イイね!」な写真に格上げするには?
こどもの自然な姿をフレームにおさめるために「遊びながら、その延長で撮る」ことを心がけています、と中川さん。確かに、「撮るよー!」と言うだけで構えちゃう子もいますよね。また、室内撮影でも「フラッシュをたくより、自然光を生かすときれいに撮れます」とのこと。明るさが足りない時は撮影時に露出補正するか、撮影後に加工すればOKなのだとか。
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覚えておきたい、上手に撮るための3ポイント
- 遊びの延長で撮る
- 自然光で撮る
- 明るさを補正する
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我が子の成長を楽しく振り返る3つのアイディア
例えば、赤ちゃんの写真。「どんどん顔が変わっていく時期なので、毎回同じアングルで撮るとその変化が分かりやすくて、楽しいですよ」。記念日の撮影なら、毎回背景やポーズを固定にして、後で並べて配置したりスライドショーにしたりすると我が子の成長もわかって、楽しさ倍増♡ また、「モノクロで犬と赤ちゃんの2ショットを撮る」など、撮影テーマでフィルターを決めておくと、シリーズ感を演出できます!
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写真を見るのが楽しくなるアイディア3選
- 赤ちゃんの寝姿を同じアングルで毎日撮る
- 記念日は同じ背景(同じポーズ)で撮る
- 撮影テーマを決めて、同じフィルターで撮る
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撮影「後」が肝心! 加工アプリで写真をグレードアップ♡
中川さんオススメの写真加工アプリは、人気の『Instagram』。「フィルターだけでなく、シャープネス(くっきりさせる)、ぼかしなどの機能も充実していて、手軽にプロのような雰囲気が出せますよ」とのこと。こどもの写真をネット上に公開したくない場合は、非公開アカウントにする手も。「Instagramダイレクト」というメッセージ機能もあるので、ネットに公開せず、家族や友達のアカウントに直接送ることもできます。
わが家ではスマホ写真をオンラインアルバムで整理しているのですが、ふと「3年前の今日」の写真を検索して、今よりずっとあどけないわが子の姿になぜか号泣...! なんてこともたびたび。なにげない日常の1コマこそ、後になっていちばんグッとくるのかも知れません。便利なスマホカメラで、たくさん幸せな思い出を残しておきたいですね♡
監修:中川正子[なかがわ まさこ]
写真家。『hahacoco』をはじめ、雑誌、広告 、CDジャケット、書籍など多ジャンルで活動中。現在、東京と岡山を往復する日々。最新の写真集として、東日本大震災の後に岡山へ移住した人々の暮らしをモチーフにした物語『IMMIGRANTS』を発表。
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