ママタイム
育児中って、抱っこや授乳のせいか肩や首が凝りますよね。お風呂にゆっくり浸かってほぐしたり、マッサージに行く時間もなくて、放置状態の人も多いはず!
そこで、井本整体認定指導者の松下るなさんに、時間がなくても一人でできる首肩の凝り緩和のストレッチを教えてもらいました。
首肩が凝るママは肩甲骨の広がりに注意!
「首肩の凝りは、肩甲骨が広がりすぎることで起こります。育児シーンでいえば、赤ちゃんを腕の力だけで抱き寄せたり、授乳の時に猫背になっているママは要注意です」と松下さん。
気をつけるポイントとしては、「寝ている赤ちゃんを抱き寄せる時は、自分の身体に寄せてから抱き上げる、授乳の時は、ソファやクッションに寄りかかって自分の体重を預けるだけで、悪化は防げるはず」とのこと。肩が凝るママは、抱っこの仕方や授乳姿勢を見直す必要がありそうですね。
背骨のメンテナンスで首肩の凝りを和らげる椎骨体操
育児中のママでも実践しやすい、首肩の凝りを緩和する方法を知りたいのですが...
「『椎骨体操』は、背骨のつかえているところを緩める体操。背骨の動きを良くすることで背骨のアーチが復活して身体のバランスが良くなり、首肩の凝りも和らぎますよ。1日1回、3分かからずできて、忙しいママにもおすすめです」と松下さん。
椎骨体操のやり方
- 足を肩幅に開き、つま先を少し外側に向けて立つ
- お尻を後ろに突き出し、やや前傾になり、腕を自然に前に垂らす
- 手のひらを前に向ける
- 指をまっすぐに伸ばしながら、両手をゆっくり上げる。背骨を一つ一つ引き上げるイメージで。
- 5両腕が上がりにくく、重みを感じる位置にきたら上げるのを止め、その姿勢を保ったまま腕を左右交互に2回ほど指先方向にゆっくり伸ばす。
(この動きで負担がかかっている部分の背骨を調整) - 5.の位置から、4.と5.の動作をくり返して終了。
※重く感じる部分がなかった時は、2の体勢を作り直してからもう一度トライ!
ストレッチ中は背中に力が入っているので、「首や肩に効くのかな?」と思うかもしれませんが、ストレッチが終わって一息つくと、不思議と首や肩の周りがスッキリしてきますよ。背骨と肩や首との連動性を実感できるはず!
重みを感じるポイントはその日疲れている部分ということになるので、日によっても違うそう。1日の終わりに、その日の頭の重みを支えてくれた部分をメンテナンスしてあげれば、次の日をスッキリと迎えられそうですね♪
監修:松下るな[まつした るな]
井本整体認定指導者。体操指導者講師。代表を務める女性専門の整体院「人体力学井本整体世田谷室」で多くの産前産後の女性の整体を受け持つ。また、井本整体東京本部道場にて、ワークショップ講師や個人コンサルティングも担当。
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