レシピ
「たくさん食べてねー、いっぱい、いっぱい食べて大きくなるのよ〜!」
塩をまぶした手で温かいご飯を握るとき、いつも、必ず私はそう願うのです。
おにぎりを作るのは、たいてい朝。食が細い娘がパクッと手軽に、機嫌よく食べられるように、朝ごはんにおにぎりを作ることが多いのです。 梅、おかかにゆかり、鮭、ふりかけ...。具は一般的なものを使うことが多いですが、目先を変えたらもっと食べるかも! もっと喜ぶかも! そう思っていろんな具を入れたおにぎりを作るようになりました。何だかこどもに媚びているようですが、食が細いこどもを持つと、ついこどもにたくさん食べてもらうことを優先して考えてしまいます。
そうは言っても、忙しい朝ですからあまり時間はかけられません。夏ならとうもろこしや青じそ&ツナを一緒に握って「はい、出来上がり!」。残りもののから揚げを天むす風に握ることもあります。びっくりさせようと、ゆでたうずらの卵を入れたこともありました。どれも、何というものではないのですが、ご飯といっしょに握るだけでよく食べるんです。
「今日は何のおにぎり?」
ご飯を握る私の手元をのぞき込む娘を見ると、
「さて、次回は何を入れよう?」
忙しい母は、次なる作戦を考えるのです。
にぎやかおにぎり
大人414kcal
こども276kcal
●材料<大人×2人分、こども×2人分>
- 温かいご飯...2合
- とうもろこし(ゆでたもの)...1/2本
- ツナ(小)...1缶
- 青じそ...4枚
- 鶏の唐揚げ...4個
- 塩・のり...各適量
●つくり方
- ご飯を3等分にわけて、一つにはとうもろこしを、もう一つにはツナと細切りの青じそを混ぜる。手に水と塩をつけて、それぞれ握る。
- 残りのご飯は、鶏の唐揚げが見えるように、水と塩をつけた手で握ってのりで巻く。
今ではおにぎりが大好きな娘ですが、「おにぎり、キライ」という時期もありました。何のことはない、「のり」が嫌だったのです。パクッとかじると、口の中にのりがぺタッと貼りついて、なかなかとれないのが不快だったんでしょう。以来、うちのおにぎりは、具が落ちそうな天むす風以外はのりナシです。そして、最近のマイブームは白飯おにぎり。塩だけで握った真っ白いおにぎりを、のりも巻かずにパクパク食べます。白いご飯はあまり食べないのに、握ると食べる。不思議ですね。おにぎりパワーおそるべし!
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